エンジニア採用成功の鍵は、コンサルティング×アウトソーシング!

2023年5月8日
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エンジニアの人材不足が社会的な課題となる中、優秀なエンジニアを確保するために注目されている手法が採用コンサルティングです。採用コンサルティングを導入することで効果的な採用戦略を策定できますが、リソースの少ない中小企業やベンチャー企業はさらにアウトソーシングも組み合わせることが重要です。本記事では、エンジニア採用を成功に導く採用コンサルティングとアウトソーシングについて解説します。
ITエンジニア採用に特化した採用代行をお探しのご担当者様へ

エンジニア採用のコンサルティングとは

エンジニア採用のコンサルティングとは、自社が求めるエンジニアの採用戦略の策定や採用要件の定義などの上流工程に関してアドバイスを行うサービスのことです。コンサルティングの一環として採用工程の一部代行を行う会社・サービスもありますが、採用業務そのものは自社が行います。

近年、人手不足やITに関するニーズの高まりなどを背景に、多くの企業でエンジニア採用のハードルが上がっています。優秀な人材を確保するためには的確な採用戦略を策定し、それを着実に実行する必要がありますが、その工程を自社だけでうまく進められる企業は多くありません。特に、人事部門に割けるリソースが少ない中小企業やベンチャー企業ではこの傾向が顕著です。

エンジニア採用が困難である理由や中小企業・ベンチャー企業における課題は以下の記事でも紹介しております。

また、近年のエンジニア転職市場の動向は以下の記事で解説しています。こちらもあわせてご覧ください。

エンジニア採用のコンサルティングでは、自社の採用活動の根幹となる上流設計にプロの視点を入れられるため、自社が求める優秀なエンジニアを効率的に確保できる効果が期待できます。

4つのフェーズごとに見る採用コンサルティングを入れるメリット

エンジニアの採用コンサルティングを導入するメリットについて、以下では「採用戦略策定」「ブランディング」「ペルソナ設定」「採用施策」という4つのフェーズごとにご紹介します。

① :採用戦略策定におけるメリット

採用戦略策定のフェーズにおいては、自社の業務内容や規模、現状の課題感などを踏まえたうえで、必要な採用ポジションや人数、採用フローなどをより現実に見合った形で設計できます。
また、エンジニア業界は技術やトレンドの変化が速いため、最新の動向にキャッチアップして自社の採用戦略に反映する必要がありますが、採用コンサルティング会社であればこうした情報収集や分析を請け負ってくれます。

② :ブランディングにおけるメリット

エンジニアを確保するうえでは、自社の情報を正しく伝え、求職者にとって自社が魅力に感じるようなブランディングを実行することが不可欠です。
採用コンサルティングを導入することで、ブランディングに必要な競合他社の分析から自社ならではの強みや特色の抽出、そして、それらを踏まえたうえでの求職者の心に響く魅力の打ち出し方をプロの視点から提案してもらえます。

③ :ペルソナ設定におけるメリット

採用活動においてはペルソナ設計も重要です。まずは自社が求めるエンジニアのスキルや経験などの要件定義をしたうえで、そうしたスキルや経験を持っていそうな人物の経歴や年齢、現在の悩みなど、詳細な条件を設定していきます。
採用コンサルティング会社は採用に関する知見を蓄積しているため、他社の事例なども参考にしつつ、募集するポジションに最適なスキル・経験などを持つ人物像について、高い解像度で設定できます。

採用した人材とのミスマッチを防ぐ方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

④ :採用施策におけるメリット

募集・採用にあたり、どの媒体やチャネルを活用するか、母集団はどの規模にするかといった点も採用の成否を左右します。
コンサルティング会社であれば自社の状態だけでなく、他社の採用活動や採用市場における人材の動向なども踏まえ、俯瞰的な視点から採用施策を策定できるため、コストや工数の無駄を削減しながら効果的な採用活動を行うことができます。

エンジニア採用成功の鍵は、コンサルティング×アウトソーシング

以上のように採用コンサルティングを活用することでさまざまなメリットを得られますが、コンサルティングだけでエンジニア採用を成功させることは簡単ではありません。

コンサルティングを依頼すれば採用が成功するわけではない!その理由とは

採用コンサルティングにより理想的な採用戦略や計画を策定できても、それを実際に実行するのは自社の採用担当者の役目です。しかし、中小企業やベンチャー企業の場合、予算や人員不足の問題から担当者が他の業務を兼務していることが多く、日々の業務と並行して計画的に採用施策を実行するのが難しいケースがよく見られます。
そのため、せっかく策定した戦略や計画が「絵に描いた餅」に終わってしまうことが珍しくありません。

そうした課題を解決する手法が、コンサルティングとアウトソーシングの組み合わせです。  

採用の成功はコンサルティング×工数削減に向けたアウトソーシング

先述のように、中小企業やベンチャー企業は予算や人員の制約から採用工数を削減する必要に迫られていますが、そうした事業者は特に採用活動のアウトソーシングが有効です。

採用に関する業務のアウトソーシングには、一部業務のみアウトソーシングするパターンと合否判定以外の業務を丸ごとアウトソーシングするパターンがあります。

一部業務をアウトソーシングする場合、採用業務の工数削減につながり担当者の業務に余裕が生まれ、採用実績が積み上がるにつれて段階的に採用ノウハウを蓄積することが可能となります。
合否判定以外の業務をアウトソーシングする場合、一部業務をアウトソーシングした場合のメリットだけでなく、コンサルティングサービスの要素が追加されるため、プロの徹底サポートを受けながら自社の採用要件に合った人材を採用できるメリットもあります。

採用市場・動向の分析や採用施策の策定など上流設計をコンサルティングに任せ、さらに採用代行(アウトソーシング)と組み合わせることで、リソースが少ない中でもノウハウを蓄積しながら費用対効果の高い採用が実現可能です。

以下では、採用の再現性や費用対効果の高いコンサルティング×アウトソーシングを実行できるサービスをご紹介します。  

エンジニアの採用コンサルティングとアウトソーシングを
一気にできる「アイティ人事」

ア・ロッカの提供するアイティ人事は、エンジニア採用業務を最適化する採用ご担当者向けのサービスです。「採用+マーケティング」の観点から、採用戦略の計画策定などのコンサルティングからアウトソーシングまで、お客様の課題・ニーズに合わせて、「必要な箇所だけ構築・改善」が可能です

アイティ人事を導入することで、具体的にはフェーズごとに以下工数を削減可能です。

フェーズごとに削減可能な工数

このように、採用にかかる担当者の手間を削減することで本来の業務に集中できるほか、独自のロジックによる採用支援を行うため確実なエンジニア人材の採用が行え、ノウハウの蓄積も可能です。

以下資料ではエンジニア採用のポイントや「アイティ人事」のサービスをご紹介していますので、ご関心のある方はぜひご覧ください。

お役立ち資料

中小企業が今!取り組むべきエンジニア採用方法
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企業では、事業成長・規模拡大に向けた人材採用を行いますが、昨今は特に、DX推進のための、ITエンジニアの採用活動が活発になっています。しかし、エンジニア採用は需給のギャップが激しいことから難しく、特に中小企業は大手企業に比べてエンジニア採用の難易度が高いとされています。そこで本記事では、中小企業のエンジニア採用が困難と言われる理由をはじめ、エンジニア採用を成功させるための方法を解説します。
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